音楽家「高橋健」のベルリン移住日記

2年間で世界5周の旅を終えて、起業家から音楽家へ転身。ベルリンの魅力や海外旅行・海外移住の方法・心構えなどを発信中。

ドイツ・ベルリンでフリーランスビザのアーティストビザを3年間取ったハナシ

先日ベルリンでビザの更新があり行って参りました。

 

この1年はワーホリビザをありがたく使わせてもらい

1年間でアーティストとしての実績を少し積んでからの

アーティストビザ(フリーランスビザ)へ更新という狙いでした。

 

結果的には3年間というビザの中では最長期間を頂くことが出来ました。

 

ベルリンでのアーティストビザの記事は

他のブログでも色々見ることが出来ますので

他にはない論点と要点でのみ書き残しておきたいと思います。

 

要点1:申請の手伝いをコンサルタントや弁護士にお願いするか?

要点2:なぜ、3年間取れたのか?全く根拠のない分析(笑)

 

要点1:申請の手伝いをコンサルタントや弁護士にお願いするか?

 

 

全てはこの議論に集約されるかと思います。

そして、恐らくほとんどの人がコンサルタントや弁護士という

ビザ申請を手伝ってくれる人に頼んでいると思います。

 

しかし、自分で出来ないわけではないのです。

 

domymba.seesaa.net

 

素晴らしいブログを書かれているLograyさんの記事が

非常によくまとまっていて秀逸です。

 

見てもらえば分かりますが

しっかりとフォームとかも用意されてるし

自分でビザ申請って出来ると思います。

 

自分でビザ申請するメリットは

コンサルタントとか弁護士費用がかからないこと。

 

後は自分の経験と自信になることだと思います。

 

そして、結論としては私はコンサルタントの人に頼みました。

ベルリンでは多くの人が頼んでいるあの方です。

 

賛否両論あるかと思いますが

コンサルタントがどこまでやって自分がどこまでやるのかを把握しておけば

コンサルタントに頼むメリットはあるかなと思いました。

 

まずはデメリットですが

費用が高額です。

 

2年ビザが取れたら350Euro+VAT

3年ビザが取れたら400Euro+VAT

 

後はコンサルタントの人は忙しいので

あまり相談に乗ってもらえません 笑

 

クリティカルな返信も期待してはいけませんね。

弁護士じゃないからアドバイスとかはできないのかも。

 

だからある程度自分で考えて資料を作る必要があります。

特にプロフィールとビジネスプランに関しては

私は自分でよさ気に両方Word1枚ずつで作りました。

 

プロフィールは最初の5行で名前とか誕生日とか国籍とかアーティスト名とか書いて

次に4行でなぜベルリンで活動したいかを書いて

次に5行で今までのアーティストとしての活動履歴書いて

最後にExperienceで学歴とか仕事の歴とかを書く。

 

ビジネスプランはジョブタイトルを自分で考えて書いて

すぐ下に概要を10行くらいでまとめて

ページ半分使って2年分の毎月のアーティスト活動予定を書く。

 

要は資料は自分で用意しろってハナシですね。

保険とかはやってくれるのは少し楽です。

 

では、コンサルタントに頼むメリットです。

 

要点2:なぜ、3年間取れたのか?全く根拠のない分析(笑)

 

にも繋がりますが

外人局の人と何度も会ってるので

外人局での面談はすぐに終わります。

 

これは大きなメリットですし

3年間取れた一つの要因かもしれないなと思ってます。

ドイツ語や英語に不安のある方はいいかもしれません。

 

後は3年取れた要因としては

残高証明をしっかりと用意していくことですね。

 

これは私の先輩の分析ですが

やはり3年ビザを出しても余裕があるほどの残高だと

出しやすくなるのではないかと言ってました。

 

まぁ根も葉もない噂レベルですけど

論理的に考えて残高が極端に少ない人よりは

移民として迎えても安心感があるのかなと思います。

 

ちなみに私は日本の銀行口座の残高を

英語表記で発行したものを持っていきました。

 

移住にはなにかとお金がかかりますので

移住するなら色々と計画的に実行していったほうがいいですね。

 

特にお金の面はシビアです。

 

お金が原因で撤退したくはないけど

多くの人にとって一番の撤退要因は

お金になると思います。

 

個人的にも次から次へとしっかりと事業の手を休めず

自由を謳歌していきたいと思います。

 

自由ほど高いものはないですからね!

 

 

追記

当記事をご覧になった方からビザについての質問を頂くようになりました。

 

大変恐縮ですがビザについては

それぞれの事情により大きく対策が変わって参るので

適切なアドバイスをすることは出来ない次第です。

 

是非、弁護士またはコンサルタントの方にお問い合わせ下さいませ。

後は大使館や外人局に直接問い合わせてもいいと思います。

 

当記事が少しでもお役に立てましたら幸いです。

 

・オススメ記事

 

誰もが気にするインターネットについてレポートしています。

「ドイツのネットが遅い」というのはネットに詳しくない方々の悪い噂です。

ちゃんと会社を選べば速度は出ますのでご安心下さい。

 

berlinlin.hatenablog.com

Berlin Festival 2015 Underworld, Dixon, Seth troxler, Ellen Alien, Carl Craig, Richie Hawtin

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5月29日から31日まで開催された

ベルリンフェスティバル2015に行ってきました。

 

結論から言うと最高でした。

 

実は去年のベルリンフェスティバル2014も行っていて

今年も9月にあるのかなと思ったんですけど

今年は6月に開催。

 

そして、会場は去年と同じくArena Parkです。

フェスティバル系の会場としてはArenaParkは運営都合上

使いやすいんでしょうね。

 

Tempelhofの空港跡地は凹凸がないので

会場の仕切りとか大変だし。

 

去年より今年の方が豪華になってる印象でしたね。

去年はNinaKravitzを見に行った感じではありました。

 

今年は

Underworld, Dixon, Seth troxler, Ellen Alien, Carl Craig, Richie Hawtin

を聞きに行った感じですね。

 

特に

Underworld, Seth troxler, Carl Craig, Richie Hawtin

あたりはベルリンで聞けることはなかなか無いのです。

 

ミニマルの帝王Richie Hawtin先生なんかは

ベルリン在住にも関わらず

ベルリンではほとんどDJしません。

 

イビザメインですよね。Enter。

Underworldは一定規模以上のイベントしか出演しないから

ベルリンの小箱でやるとかは可能性低いですしね。

 

Seth troxlerもベルリンでプレイしてるの見たことない。

この1年くらいは。

 

もちろん、全てのDJにそれぞれ特徴があってよかったわけですけど

個人的にはDixonの素晴らしさが光ったフェスでありました。

 

RA: Dixon

 

www.youtube.com

 

Resident advisorのランキングで1位のDixonですが

やはりそこには明確な理由があると思います。

 

特にUnderground業界は非常にシビアな業界なので

純粋な音楽性が評価される業界と言えます。

 

上記のBoiler roomの30分でDixonが分かるというわけではありませんが

ひとまずご覧になるといいかと思います。

 

berlinlin.hatenablog.com

 

前回の記事にも書きましたが

日本でEDMにどっぷり浸かってる方でベルリンに音楽を楽しみに来る方は

一度下記のRAランキングでUnderground音楽をご覧になるといいですね。

 

RA: Top DJs of 2014

 

音楽のジャンルに上下はありませんが

その場にあった音楽というのは常にあります。

 

だからこそ、より音楽を頼む為にも少しは知識を入れておきたいところです。

 

www.youtube.com

 

後はUnderworldが最高でした。

まずは上記のアンセムとも言える 

Two months off を聞いて号泣しました 笑

 

本当に素晴らしい歌で

個人的な作曲意欲もかなり上がった次第です。

 

 

www.youtube.com

 

最後はBorn Slippyで締め。

これまたUnderworldのアンセムでUnderworldを知らない人でも

一度は聞いたことがある神曲です。

 

Underworld目当てのフェスではなかったのですが

大トリのUnderworldに完全に心を持っていかれた次第です。

 

改めて音楽って素晴らしいですね!

ベルリンクラブガイド2015。Berghain,Panorama bar, Watergate, Tresor...

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ベルリンに来てクラブに行かないのは

パリに来てルーブル美術館に行かないようなものだ

 

というのは常々私が考えていることですが

今日は夏間近ということでベルリンのクラブについて

「少しだけ」お伝えしたいと思います。

 

まずは大前提としてベルリンのクラブカルチャーが

現状ではどうなっているのかを簡潔に私見を交えながら

お伝えしたいと思います。

 

現状、ベルリンは世界でも有数の勝ち組都市だと言えます。

 

何よりの証拠が「人材流入」でして

ベルリンの街の魅力を聞きつけて実際に訪れた人が

その後に実際に移住してくるというケースが増加しています。

 

これは私もその一員でして世界中を旅する中で

3度のベルリン訪問の上、熟考を重ねてベルリン移住を決めました。

 

もちろん、EU圏の若者はシェンゲン協定に守られていますので

シェンゲン圏内は自由に移住することが出来ます。

 

だから、もっと「ライトな移住」が可能なわけですね。

 

その結果、何が起こっているかというと

家賃の高騰、部屋不足、物価上昇などが起こっているわけです。

 

しかし、世界の主要都市に比べれば

ベルリンの家賃相場は6割程度ですので

まだまだベルリンは住みやすいと言えます。

 

そんな背景を掴んだ上でクラブカルチャーがどうなってるかを見て欲しいのですが

観光客で溢れかえっています。

 

週末の有名クラブは観光客が8割であることもざらです。

なぜ、観光客かどうか見分けがつくかというと

ベルリナーというのは独特なのです。笑

 

ベルリナーは暗黙の了解のようなファッションセンスと雰囲気があります。

これはドイツ語を話せるのかというのは関係ありません。

 

だから同じトルコ系でもベルリン在住のトルコ人と

イスタンブール在住のトルコ人では雰囲気が違うのですね。

 

ここらへんは実際にベルリンに住んでみないと分からない点です。

 

話を元に戻しますが

観光客が増えるとどうなるかというと

ベルリナーはあまりそのような観光客クラブに行かなくなります。

 

ベルリナーの音楽好きは異常とも言うべきで

実際にみんな音楽を愛している人がとても多いです。

 

音楽のジャンルに上下はないと個人的には感じていますが

ベルリナーは現代音楽の先端の1つを形成していると思います。

 

クラブカルチャーで有名なのは

ロンドン、イビザ、バルセロナ、デトロイト、シカゴ

あたりだと思います。

 

例えば、この中でもイビザは完全に観光客クラブカルチャーですよね。

「みんなが知っている曲をみんなで聞く」というのが

観光客クラブカルチャーです。

 

よりメジャーでポップな感じになってきます。(今ならEDM)

イビザはイビザで素晴らしいクラブカルチャーと歴史的背景がありますし

私も行けば行ったで楽しめます。

 

何度も言いますが、音楽のジャンルに上下はありません。

あくまで特徴を理解して「自分が楽しめるか」を

追求していくのが大事だと感じています。

 

対してベルリンは元々は観光客クラブカルチャーではないのです。

 

ベルリンの壁崩壊後の所有者の分からない空き地や空きビルで

グレーゾーンのパーティーをやっていたのが

ベルリンカルチャーの始まりです。

 

www.youtube.com

 

上記のYoutubeはベルリンの有名クラブの1つ

Tresor(トレゾア)の歴史を伝える動画です。

 

実際にTresorが壁崩壊後からどのように出来ていくのか

Tresorのオーナーが説明してくれています。

 

Berlinに来るのであれば是非見ておきたい動画の1つです。

 

動画を見てもらえれば分かりますが

ベルリンのクラブはいわゆるローカルな人達が

独自の音楽を作り上げていった感じです。

 

「みんなが知らない音楽をローカルなみんなで聞く」のが

ベルリンです。

 

ベルリンの壁崩壊は25年前ですので

当時の世代とは既に世代交代が行われていますが

ベルリンというのは「ローカル」を好む傾向にあります。

 

では「ローカル」とは何なのでしょうか?

 

ベルリン生まれ?

ドイツ人?

ドイツ語が話せる人?

 

私がベルリンに住んで感じた「ローカル」というのは

「ベルリンカルチャーに理解して尊敬の念を持ち

自分の中に取り入れている人」だと感じました。

 

実際にベルリンで「ベルリン生まれベルリン育ち」の人と会うのは

極めてまれです。

 

ドイツ人以外だったりドイツ語を話せなくても「ローカル」な人は

たくさんいます。

 

では、ベルリナーは排他的なのかというと

そうでもないと言えます。

 

なぜなら、多くの「ローカル」はベルリン生まれでもベルリン育ちでもないわけで

観光客→移住検討者→移住者

という過程を自らも踏んでいるからです。

 

大事なのは

「ベルリンカルチャーに理解して尊敬の念を持ち

自分の中に取り入れている人」になろうとすることかなと思います。

 

じゃあ、どうやって理解するんだと言えば

まずはYoutube動画を見るのがいかがでしょうか。

 

先程のTresorの動画はマストですが

以下の有名クラブWatergateの10周年記念動画もいいです。

 

www.youtube.com

 

Tresorは地下フロアでゴリゴリのテクノが有名で

最近は二階のフロアを改装しておしゃれなハウスも流すようになっています。

 

Watergateは川沿いに面していることもあって

都会的でおしゃれな感じです。

基本はハウスメイン。

 

Watergateは観光客8割の箱ですが

ベルリンのクラブ入門としてはオススメと言えます。

 

極稀に「何しにきたの?」みたいにセキュリティに言われることがありますので

DJのラインナップを見ておいて「〜〜のプレイを聞きにきた」と

言えるようにしておくといいと思います。

 

後述するBerghainほどではありませんが

Watergateも1〜2割は入れてもらえない人がいます。

 

・Berghain,Panorama bar

 

ベルリンを少し調べたり噂を聞いたりしたことがある人なら

Berghain,Panorama barの存在を聞いたことがある人は

多いと思います。

 

参考リンクを貼ろうとしたけど、情報が古かったり

上手くまとまってるものがないので

あまり参考にならないかもしれませんが。。。

 

Berghain Berlin

 

上記がBerghainを経営するOstgutレーベルのHPです。

基本的に週末は30〜36時間営業です。

ここでタイムテーブルを確認しておきましょう。

 

Berghainに見るベルリンのクラブファッション | 繊研プラス: ファッションビジネス専門紙、繊研新聞

 

どんなファッションがいいのかヒントを与えてくれてますね。

おしゃれじゃない人ほど、全身黒が間違いありません。

 

恐らくほとんどの人が本当にBerghainに入れるのか?

というわけで当ブログに辿り着いてるわけですが

完全に「運」だと思って頂いて大丈夫です。

 

私も観光客時代に3回中1回弾かれました。

ベルリンに来てからは去年1回だけかな。

 

今は普通に入れるようになりました。たぶん。。。

 

Berghainの素晴らしさは観光客が年々増えるベルリンにも関わらず

「ローカル」歓迎の姿勢を貫いてるところです。

 

中に入れば分かりますが

Berghainが世界最強のクラブだということが分かるかと思います。

 

その理由は「人」と「音」。

 

BerghainはBerghainにそぐわない人というのが

ほとんど見当たりません。

 

皆、Berghainらしさを持っています。

それは何かといえば先程話した「ローカル」であることです。

 

いわゆる、「騒げればいい」というノリは皆無で

皆、高級レストランに来ているかのように

おすまししています。

 

ベルリンフィルハーモニーに行くのと変わらない気持ちで

オーディエンスが来ているわけですね。

 

ではなぜかといえば、Berghainのセキュリティが

7割の「Berghainらしくない人」を弾いているからです。

 

何度も言いますが音楽のジャンルに上下がないのと同様に

観光で来ることが悪いわけではないですし

Berghainに入れなかったからといって失望する必要もありません。

 

結局はセキュリティの判断なので運です。

 

昨年、ベルリンファッションウィークなど多くのパーティーに行きましたが

Berghainのパーティーは客層が少し違います。

 

オシャレの定義が少し違うというか

カッコイイんですよね。

 

決して商業主義に毒されていない

オーガニックなカッコよさがBerghainにはあります。

 

そして、音質・サウンドシステムも最高で

まるでテクノの海で泳いでいるかの錯覚に陥ります。

 

今はTomorrowlandやUltraに代表される移動型のフェスが旺盛ですが

今のセキュリティの方々がいる限り

Berghainが衰退することはないと思います。

 

Berghainのセキュリティというのは世界でも稀に見る

高尚で難しい仕事の1つだと思います。

 

カルチャーを維持する為に勇気を持って

ゲストを弾くのはなかなかできることではありません。

 

では、Berghainに入れるようになるにはどうすればいいかと言えば

ベルリンに住んで何回もBerghainに通うことです。

 

ベルリンに住むことが「ローカル」になる近道ですし

ベルリン愛のある人をベルリンも求めているんじゃないかと思います。

 

私がBerghainが大好きなので

Berghainの説明が長くなってしまいましたが

Berghain,Panorama bar, Watergate, Tresor...以外にもクラブは山ほどあります。

 

観光客が多いクラブを避けたローカル達は

どんどん別のクラブに行くわけですね。

 

ここでいくつかのクラブを紹介したいところですが

よりローカルなクラブは是非ご自身で探ってみるのがいいかと思います。

 

それがベルリンの楽しみですし

素晴らしいクラブを見つけた時の感動は

素晴らしいビーチを見つけた時の感動のようです。

 

日本語のベルリン記事ではほとんどないと思います。

だからベルリンに来てベルリナーに聞いてみて下さい。

「どこのクラブがオススメ?」って。

 

みんな嬉しそうに答えてくれると思います。

それがベルリナーですから。

スランプ脱出の唯一の方法は打席に立ち続けること

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berlinlin.hatenablog.com

 

前回のブログ記事ではすごく偉そうなことを書いて

何様状態な感じです。

 

そんな中でスランプという状態というのは

誰もが経験することだと思います。

 

サッカー選手であればゴールが入らない

野球選手ではヒットが出ない

起業家で言えば、事業が上手くいかない

 

なんてことはよくあることです。

 

良い時があれば、悪い時がある

という言葉はまさに真なりで

スランプというのは避けて通れないと思った方がいいのです。

 

じゃあ、スランプとどう付き合っていくかです。

 

littleboy.hatenablog.com

 

賛否両論あるかと思いますが

有吉弘行氏ほどスランプを経験した人はいないかと思います。

 

成功とスランプ時の高低差の幅は芸能界ならではでしょう。

 

そんな中で有吉弘行氏は著書で

「人間、努力しなきゃいけない!」とか、「努力すればなんとかなる!」とか、よく言いますよね。
ハッキリ言って、努力しても無駄だと思います。そんなもん意味ないと思います。特にどん底まで落ちたら何やっても無駄です。実際、無駄でした。(略)そもそも努力しようにも努力のしようがないですから。

と書いてます。

 

私もこの著書を読みましたが

正直一番ぐっと来たのがこの部分です。

 

そして、これがスランプとの付き合い方だと思います。

スランプの時は「淡々とやり過ごす」というのが正解です。

 

トランプの大富豪をイメージしてもらえば分かるかと思いますが

勝負に参加していれば一度大貧民になったとしても

たまにいいカードが入ってくるものです。

 

そして、その時こそ勝負なわけです。

だから、良いカードが入らない時はコーヒーでも飲みながら

勝負を「淡々とやり過ごす」のが正解だと思います。

 

状況の悪い時にいくらがんばってもダメなものはダメですが

少しずつ小さな成功体験を積み重ねることで

道は見えてくるものだと思います。

 

これが「淡々とやり過ごす」本当の意味です。

 

大事なのはしっかりと勝負に参加し続けて

カードを引き続けること。

 

しっかりと我慢の時期を過ぎれば

収穫期になります。

 

私自身、遅めの春が来たなと最近感じております。

今回の収穫は天井を作らずに獲りにいこうと思っています。

 

 

海外移住を成功させる方法~金銭面での不安を解消する方法

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当ブログももうすぐ一周年を迎えようとしております。

そして、私自身ドイツ・ベルリンに移住して1年。

 

1年もブログを運営していると熱心な移住検討者の方からメールを頂くことが

比較的頻繁にあります。

 

大きく分けるとビザの問題と金銭的な問題です。

ビザの問題は専門じゃないのと他のブログに多く情報があるので

他のブログをご覧頂ければと思います。

 

さて、問題は金銭的な問題です。

海外移住において金銭的な不安は誰しもが持つものです。

 

「ぶっちゃけ生活していけるんですか?」みたいな不安ですよね。

 

そんな不安をさくっと解消する為に

海外移住者の方でお金を稼いでいる人をカテゴライズしてみます。

 

1:現地でバイトもしくは企業駐在員として働く

 

まぁ問答無用でこの形が多いです。

ワーホリの人は日本レストラン通称ジャパレスなんかで働きます。

もちろん、現地のレストランとかその他飲食店なんかで働いてもOKです。

 

後は現地で日本企業の駐在員として働いている人も多いですよね。

ベルリンはさほど多くありませんが

ドイツでもデュッセルドルフやフランクフルトあたりは多いです。

 

まぁ駐在員の人は日本からと現地からのダブルで給料がもらえることが多いので

お金に関しては困ることはないですね。

 

2:現地でフリーランスとして働く(クライアントは現地の人)

 

職種としては色々あります。

プログラマーやデザイナーなどのIT技術者でフリーランス。

整体師とかマッサージ師として働く。

DJ、作曲家などアーティスト

 

などなど。

これは既に日本にいる段階からなんらかの実績とか経験がある場合の話ですね。

もちろん、現地で修行して現地でクライアント見つけることも

気合があればできると思います。

 

3:クライアントが日本在住の日本企業や日本人の仕事

 

意外と盲点なのが海外に住むながら日本の仕事をすることです。

 

プログラマー

デザイナー

ウェブ制作者

翻訳家

教育

(他にもあるとは思いますが略)

 

など遠隔でも仕事をこなせるのであれば

このパターンを計画するのがいいと思います。

 

最初はジャパレスで働きながら徐々にドイツ語翻訳の仕事を増やして

最終的に翻訳一本で食べている人もいます。

 

多くの人はそんな感じで徐々に収入の配分を変えていくのがいいんじゃないかな

と思います。

 

現地に住みながら勉強することもできるわけですので

時間も無駄になりません。

 

4:ビジネスオーナー

 

後は日本でビジネスを作ってビジネスオーナー的に収入を得る方法です。

私はこれに近いかと思います。

 

ビジネスオーナーというと胡散臭い言い方でなんだかなぁという感じなのですが

しっかりシステム作りをして人をマネージメントして

自分も役割分担を担っていくことが大事です。

 

一番大事なのは価値観を共有できるチームを作ることです。

 

チームのメンバーは信頼できないといけません。

幸いにも一緒にやっているメンバーは面白い仲間で

絶対の信頼ができるので安心して仕事をできています。

 

しかし、ビジネスオーナーというのは多くの場合現実的ではありません。

私もたまたま上手くいっていますが

常に油断しないようにはしています。

 

2つの壁をクリアする必要があります。

 

・信頼できるチームを作る

・安定して収益をもたらすビジネススキームを作る

 

どっちかが欠けてもダメです。

だからとても難しいし時間がかかります。

 

というわけではオススメの方法ではありません。

そして、ビジネスオーナーになる方法は「教えてください」と言って

私が教えてどうにかなるほど甘いものではありません。

 

数年レベルで収益を安定して出すビジネスは

ある程度の市場規模と顧客流動性と独自性を兼ね備える必要があるからです。

 

例え、私が教えたところで既にそのビジネスでは

目的を達成することができないでしょう。

 

一つ言っておきますが

フランチャイズとかネットなんとかビジネスとかの下っ端になるのは

既にビジネスオーナーではありませんし多分海外移住は厳しいです。

 

オーナーというのは常に自分の上を作らないのが大事です。

逆に言えば、全ての責任を自分で背負う覚悟が大事です。

 

人から見たら甘い生活をしていると思われるかもしれませんが

絶妙なバランスを保つ緊張感と覚悟を持っていないと

長く続きません。

 

人の描いた絵に乗っかっているようでは

まだまだ甘ちゃんだと思ってください。

 

なぜなら、仮に自分で絵が描ければ

一時的に事業が停滞しても挑戦することで

必ず復活することができるからです。

 

それは長期的な海外移住成功へとつながるわけですね。

 

世の中甘いことしか言わない人が多いので

若干辛口な内容になりましたが

これでも自分でやってみたいという人がビジネスオーナーとして成功していけます。

 

こんなところでへこたれたり反論しているようでは

ダメです。

 

とは言っても何かヒントとなるようなものくらいないのかということで

私が物事を成功させる時にとても大事にしている考え方を

お伝えして締めとさせて頂こうと思います。

 

 

 

 

紳助氏を好きか嫌いかは置いておいて

この動画は秀逸です。

 

この動画では漫才で成功する方法ですが

これはビジネスで成功する方法に置き換えることが出来ます。

 

もっと言えば、全ての物事に置き換えることが出来ます。

もちろん、音楽もそう。

 

しかし、この方法を使えば必ず挑戦への切符は手に入るわけです。

 

紳助氏も言ってますが

このXとYが分からなければ

人にいくら成功する方法を聞いてもあまり効果はありません。

 

もし聞くならXとYを明確にした上で(せめて仮定した上で)

人に相談するといいと思います。

 

いきなり成功の方法を人に聞いても聞かれた方は困るだけです。

しかし、明確になった部分が分かれば

聞かれた方も親身になって相談に乗ってくれると思います。

 

世の中意外と悪い人ばかりではありませんからね。

 

こんなに偉そうに言ってる私もまだまだ甘ちゃんです。

今新しく始める事業があるのですが

絶対に成功させようという覚悟で動いています。

 

事業を成功させるってのは針穴に糸を通すような

集中力と緊張感が必要です。

 

自戒の為に今回の記事を書いた次第です。

 

言いたい放題言ってしまいましたが

この記事についての感想・質問は大歓迎です。

 

コメント欄に書くか

berlinlin9@gmail.com (@を小文字に)

までメールお送りください。

 

では、良い日々を!

 

 

・オススメ記事

 

誰もが気にするインターネットについてレポートしています。

「ドイツのネットが遅い」というのはネットに詳しくない方々の悪い噂です。

ちゃんと会社を選べば速度は出ますのでご安心下さい。

 

berlinlin.hatenablog.com

ドイツやベルリンで一番ベストなインターネット会社はどこ?速度・価格を比較して契約申込する方法(後日談)

berlinlin.hatenablog.com

 

 

 

以前インターネットの契約の記事を書きましたが

今回は後日談を書こうと思います。

 

なぜなら、みんなインターネットを契約申込した!という記事を書いた後に

実際に使ってみてどうかという記事はあまり書かないからです。

 

本当は一番知りたいのって使ってみてからの記事だよね。

ってことで筆を取ります。

 

結論から言うと、私が実際に使っている

1&1

はかなりいいと思います。

 

普通に使っても速度は全く問題ありません。

もちろん一番いいのは下記の方法を試すことです。

 

berlinlin.hatenablog.com

 

そして、サポートへの連絡も英語でも対応してくれます。

通常 ドイツではドイツ語ベースなんですが

1&1 のサポートは早くて英語で対応可能でかなりありがたかったです。

 

回線が途切れたりすることもほとんどないですね。

 

ちなみにサポートは電話だけでなくチャットでも行えるので

電話で話す自信が無い方にもオススメです。

 

私もいつもチャットでサポート受けてます。

 

ちなみに私は申込をしてから実際にネットが使えるまで

約10日ほどでした。

 

これはドイツではかなり早い方で

他社でしたら2ヶ月以上待たされることもあるようです。

 

最近、新生活なのかドイツでのインターネットに関する

お問い合わせされる方は多いです。

 

友人にも1&1 を勧めてますので

安心してお使い頂ければと思います。

 

もし、私のブログ記事を見て1&1に申込頂いた方には

 

berlinlin.hatenablog.com

 

 

を無料でお伝えしますので

berlinlin9あっとgmail.com (あっとを@に変換)

までメール頂ければと思います。

 

ネットの速度は命です。

YouTubeで動画を見ても停まるストレスはありません。

 

というわけで以上後日談でした。

何かインターネットに関する質問があれば

berlinlin9あっとgmail.com (あっとを@に変換)

までメール頂ければと思います。

 

 

ベルリンの春。日本の春。

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ベルリンでは春の兆し。

というより夏の入り口という感じでして

かなり気候がいい感じです。

 

お昼も長いし。

これがヨーロッパで夏を過ごす醍醐味だと感じています。

 

とは言っても個人的に日本の春。

つまり、桜の季節は世界で一番美しい場所は

日本だと思います。

 

一年のうちで唯一突出して素晴らしい季節は

春です。

 

日本の桜は個人的に世界一だと思っています。

この桜の2週間くらいは絶対に日本にいたいところです。

 

そんなことを思いながらベルリン最高の季節である

夏はすぐそこ。

 

本当に毎日最高です。